富樫精肉店の歴史と特製ホルモンの誕生秘話

富樫精肉店外観新潟県村上市早稲田にある当店は、小さな町の精肉店です。

冬は雪深く、とても交通の便が良いとは言えない立地の店ですが、50年地元の方を中心に支えていただいてきました。

今では新潟県内外からご来店いただけたり、通信販売で当店を知って下さる方も増えています。

祖父が始めたこの店。母が広めた特製ホルモンの味。

それを今度は僕が守り、もっと知ってもらいたい。

そんな決意と共に、私が店を継ぐと決めた時から思っていることがあります。

店の地域に対する役割がある。

それは「店がモノを売るだけでは無く、地域に対する役割って何か?」ってこと。

雪の寒い日でもわざわざ、お店に足を運んでくれるお客様がいる。

そういうことが私の喜びであることは勿論、この地に対する役割なのかな、と感じています。

これからも、この地域に根付き、地域への恩返しと地域社会の課題を少しでも解決出来る店作りをしていきたい。

そんな思いを胸にしています。

知ってほしい。
ぼくのじいちゃんが始めた、
小さな町の肉屋の歴史。

富樫精肉店初代

うちに残っていた初代の写真。後ろに店の看板が映っています。

1963年高度成長期、家畜商と養豚業を営んでいた当店初代「富樫昭吾」は、生産から加工、販売までを一貫して行うため、「富樫精肉店」を開業。

開店当初から店を切盛りしていた2代目の愛ちゃん(母)は「捨てられるホルモン(内臓)をなんとか出来ないか」と研究をスタート。

しかし、新鮮なホルモンを仕入れる事は出来るが、どうしても納得出来るホルモンができない。

気になる匂いの除き方や保存方法、食感、素材の旨みの引き出し方など、ありとあらゆる方法を試しては失敗の連続。

試行錯誤の連続でようやく自信を持って販売が出来る、「特製ホルモン」が完成した。

当時は今よりもずっと認知度が低かったホルモン。

しかし、こだわりを持って作った「特製ホルモン」は、地元の人からじわじわと口コミで広がっていきました。

今では「特製ホルモン」は当店の看板商品となり、新潟県内外から広くご注文いただいています。

特製ホルモンの通信販売はこちら

長年受け継ぐ信念と
時代と共に進化する味

新潟県村上市にある富樫精肉店は、創業から57年を迎えました。

2019年、年初から店内改装の為、2週間近くのお休みを頂きました。
創業以来の長期休業で、当初は大丈夫だろうか・・と経験のない不安にかられました。

今までも当店は、その代、その時代で、店舗の改築や販売方法など、形態を変えてきました。

創業当初から販売を続けている「美味しい豚肉と特製ホルモン、特製焼肉のたれ」も実は変化をしています。

同じ豚肉でも、その時代で求められる味は変わります。
時代に合わせるように、ホルモンの処理方法、たれに使う素材、どれも変え続けてきました。

そんな中で「お店を営業し続けること、存続させること、お客様に喜んでもらうこと」。

経営者としては素人の私が、続けさせて頂けるのは、先代の力は勿論、スタッフの支え、何より応援してくれるお客様のお陰だと、感謝ばかりです。

恵まれた状況にあるのだから、精一杯仕事に取り組まないと失礼だと、そんな想いを強く感じた2019年のスタートでした。

富樫精肉店の歩み

富樫精肉店の歴史1963年 創業
昭和中期、高度成長期の真只中に家畜商と養豚業を営んでいた初代店主 富樫昭吾によって、富樫精肉店創業
1993年 リフォーム
1995年 2代目富樫愛 に代表交代
2014年 3代目富樫俊哉 に代表交代
新潟県産交雑牛内臓の一頭買いし牛ホルモンの販売をスタート。
その年、大型冷凍を導入と特製ホルモン内臓の仕入れ方法&輸送方法の見直し
2015年 豚ほほ肉発売
限定販売のつもりが好評だったため現在は定番商品に
2018年 新潟県産交雑牛内臓から黒毛和牛内臓にグレードアップ
2019年 2月 店内改装し、リニューアルオープン


にくにく通信イメージ

※このページは富樫精肉店が発行するフリーペーパー「にくにく通信」の内容を再編成したものです。
「にくにく通信」は不定期で発行しております。
「にくにく通信」は店頭で配布の他、通信販売でご購入の方に配布しておりますが、なくなり次第終了です。

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